■箱の製造工程■
●昔と今の桐材

箱のできるまで
<<< 箱ができるまでを紹介 >>>
当社では、箱生産量/2〜3日・数百個〜数千個を納品できる体制をもっています。
箱の出来上がるまでを代表的な箱「インロー箱」でお見せしましょう。
短期間でちゃんと箱になり、何種類もの箱が同時に出荷されます。

  昔と今の桐材について
桐箱は桐材でつくられています。
その桐材について現在(2011年11月)の状況を説明します。
弊社の創業以来、桐の丸太を仕入れて天日にて数年寝かせて、丸太を製材、ソバ打ち(板を貼りあわせる)などの工程を施していました。

その当時から桐(丸太)を扱う業者さんは資源が豊富な中国に頼る他ないのが現状です。
もちろん、日本産・アメリカ産もあり高級桐製品(板目が狭い)には使用されます。

弊社から箱として注文を受ける数も多いときには1万〜2万個となり昔からいうと納期も短くなった。
また、多品種小ロットの注文も増えて、箱の製造工程の時間短縮が余技なくされています。

そこで、弊社は2004年あたりから、板になった加工材の桐板(ピン板)を仕入れることとなりました。
仕入れた材料を直ぐに使用するのではなくできるだけの期間、風を通して乾燥をして在庫する努力をしてます。

現在の文明の時代に似合ったモノ作りも大切だと考えています。

昔の工程として(中国でやってます)、HPでは画像で残しておきます。
現在も少量ではあるが丸太を寝かせていて、昔からの工法も次の世代に残したいと思ってます。

弊社では、「桐板」で仕入れている現状を説明して、お客様には間違いのない状況を把握してほしかった。

いかにも、丸太から箱になっているような説明は控えることにしました。
 曙工芸株式会社 社長 桑田真由美  2015
  2003年までは丸太から製材して箱をつくっていました
 
・寝かせて乾燥させる

桐の丸太を購入してすぐには使えません。寝かせる(乾燥)という期間が4〜5年かかるのです。

   
・製材する

もちろん、乾燥させた丸太は一定の大きさと薄さに加工しなくてはいけません。
板目を見ながら裁断をする。

・ソバ取り

丸太を製材した桐木材の縁を取り除き,、材の色、目筋、傷を選別しながら箱のおもに天(上)板、底板にわけてノコ(丸ノコ)を使用しながら割っていく作業です。

最近では、アメリカ柾を主に使用しています。

・板の寄せ作業

その選別して割った板の縁を接着しやすいように自動手押しカンナで削って、板を色々な箱の寸法より少し大きめにボンドを使って合わせる。

その際も板の表・裏と柾目方向を確認し、さらに天側と底側、色合いや傷を見て仕分ける。

・板貼り(高周波プレス)

板のよせ作業の後、その数枚の小さな板を左右横どうしを貼り合わせ大きな板を作る作業です。

貼り合わせには、特殊ボンドを使用し、瞬間的に接着するため、圧力プレスをしながら、高周波をかけ数秒で貼り合わせる。この圧力+高周波(板に重石をのせて電子レンジで芯から熱を加える)を使用すれば接着が一瞬にでき、乾燥もできる。

以前は、数枚の板を重ねゴムバンドで時間をかけて、接着していたため、その日の天候や湿気で板どうしが膨張・収縮をしていまい接着不良となり板の付き方にバラツキがあって、干割れや、よじれが生じていました。

  現在の桐材  
 資 材 置 き 場
工場の前に、風通しが良いようにして置いてます。
置き場の周囲は開放できるように開閉式のテントにして天気のいい日は前をOPENして風や太陽光に当ててます。

普通なら、太陽光で桐が変色するのですが、ご心配なく・・・箱になるためには、板の厚みを揃える為に表面をカンナ仕上げして、必要な寸法に切るのですから。(箱までにカンナ、ペーパー仕上げと何度もします)
また、中国産にも板の目によって何段階かの材質があり、弊社でも3段階で使いわけています。
かなり良い材料は別の資材置き場に確保してます。


  

 弊社で作る桐箱は、MADE IN JAPAN です 


仕入れ材料は中国、アメリカでも、まぎれもなく、箱の製造は日本100%ですから・・・